2/04/2008

Project
Concept
PORTRAITS FROM THE ARCHIVE
LEVI'S® VINTAGE CLOTHING By ICHIGO SUGAWARA

リーバイス® サンフランシスコ本社に眠る150年の歴史の原点"ARCHIVE"。
これまで、それらの秘蔵モデルは写真として世に出る事はなかった。
そんな貴重なジーンズの数々を写真家・菅原一剛が撮りおろした世界初となる試み。
原寸大のAlternative Print(Platinum 100% Print)で見せるメタリックかつ鮮明なデニムの表情がリーバイス®の歴史の深さをもの語る。

Levi's(R) Archive
リーバイス® サンフランシスコ本社にある『ARCHIVE』は、これまでにリーバイス®がリリースし、今や貴重なヴィンテージとなったアイテムを資料として保存している機関。150年以上の歴史を持つ同社だけに、膨大なレアモデルが存在するため、キャンペーンやオークション、地道な捜索活動などといった様々な手段を駆使して収集している。『ARCHIVE』の活動によって作り出される資料は、ジーンズそのものの歴史書と言ってよいだろう。

Platinum Print
通常のモノクロ・プリントは銀が光に感光する性質を利用したもので、ゼラチン・シルバー・プリントと呼ばれるが、プラチナ・プリントは、文字どおり白金を用いた焼き付けの技法。画像は黒のしまりが良く、階調の幅が広く、とても豊かなグレーの調子を作り出す。また、プラチナはあらゆる金属の中でも極めて安定度が極めて高いため、現存する写真印画の中でも、これ以上耐久性に優れた技法はないとされている。銀塩写真が正式に誕生したのは1839年だが、プラチナを印画紙に使用する試みはシルバー・プリントより早く、1831年から行われていた古くからの技法となる。

Profile
Ichigo SugawaraIchigo Sugawara 菅原 一剛
フランスの『ELLE』誌でデビューし、数々の広告写真を手がけてきた写真家。
2004年には作品がフランスの国立図書館のパーマネント・コレクションに選ばれる。数多く開催された個展では、滝やランドスケープをモティーフとした神秘的、幻想的なシリーズを発表。また、撮影監督をつとめた映画「青い魚」は1996年ベルリン国際映画祭にて正式招待作品として上映された。
1997年に は写真集「赤い花」と「青い魚」(共に写像工房社刊)を2冊同時刊行。写真家として色彩に対する透徹した視線で、独自の表現領域を切り開く。
2005年にはニューヨークのPace MacGill GalleryにてMade in the Shade展を開催、好評を博す。
近年では 光の眩しいという印象を写真に撮る方法として湿板写真を自ら研究し、写真の古典技法とインクジェットプリントというデジタル技法を組み合わせ、今までにない新しい写真を作り出している。
2006年5月 にはシンガポール写真月間でのアジア代表写真家として正式招待され、「The Bright Forest」展を開催。新しい写真表現として大きな話題となる。2006年6月からは東京のGallery21で「Made in the Shade」展を開催。
また現在「ほぼ日刊イトイ新聞」にて「写真がもっと好きになる」を好評連載中。(毎週金曜更新)今、最も注目すべき日本の写真家の一人である。
http://www.ichigosugawara.com/

Other Works