吉永マサユキ 吉永マサユキ

1964年、大阪十三生まれ。水商売、テキ屋、運送業などの職を経て、児童福祉士を目指すが写真家になる。暴走族の若者を撮った写真集『族』(リトルモア)は代表的な作品のひとつ。他にもチーマー、コギャル、在日外国人と、日本に住むマイノリティを撮り続けてきた。近年は、新宿南口で工事現場仮囲いの壁に新宿で生きる人々のポートレイトを展示するプロジェクト「新宿ID」に参加。ルーニー・247フォトグラフィーが主宰する写真のワークショップ「resist」では、塾長を務める。著作に『申し訳ございません』(新潮社)、『ニッポンタカイネ』(メディアファクトリー)、『Gothic and Lolita』(英PHAIDON)、十三での半生をつづった半自伝『へたれ』(リトルモア)などがある。

Masayuki Yoshinaga

Born in Osaka’s Jusoh district in 1964. After working in the night entertainment industry, as a street-stall keeper and as a truck driver,
Yoshinaga strives to become a photographer who specializes in youth welfare.
“Zoku” (by Little More Publishing), a photography collection of Boh-soh-zoku (youth bike-gang), becomes one of Yoshinaga’s representative work.
He has also photographed youth street-gangs, street gals, and foreigners living in Japan, individuals who are often labeled as “minorities” within Japan.
In the recent years, Yoshinaga has participated in the "Shinjuku ID" project which exhibited portraits of everyday Shinjuku people on the temporary wall
of a construction site located at the south entrance of the Shinjuku train station. He also serves as the headmaster of a photography workshop school called "Resist,"
presided by Roony/247 Photography. Photo book projects includes “Moh-Shiwake-Gozai-Masen (Apologies)” by Shincho Publishing,
“Nippon Takaine” by Media Factory, “Gothic and Lolita” by Phaidon Publishing, semi-autobiography about his life in Jusoh District called “Hetare”by Little More Publishing, among others.


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山高神代桜・神田オオイトザクラ
4/21/2008 11:23:00 午後
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ロスから帰国した翌日の4月15日、山梨県小淵沢町神田のオオイトザクラが見頃だということで、前回ロケで雪で撮れなかった場所も含めて再び山梨県へ行く。
しょっぱなは、もう散り始めている武川町山高の神代桜を撮りに行く。
推定樹齢1800年とも2000年とも言われている江戸彼岸桜で、日本武尊が東征の折に手植えたと伝承されていることが名前の由来になっているらしい。
樹木にしても人間にしても長生きしているということは、それだけで空恐ろしい姿かたちをしており、周りに植えられた水仙とチューリップも満開になっており、凄く綺麗やった。
昨日までは雨が降っていたそうで、天気も良かったんでカラッと抜けるかなあと思てたら、モヤなのかスッキリとは抜けず、南アルプス連峰がなんとなく見えてるような感じで残念であった。
しかし、やっぱりこの時期には観光客が多く、ご老人の方々が多かったのだが、皆一様に一所懸命に写真を撮っておられ、空気も良くて気分も晴れるし、いい趣味やなあと思てチラチラと横目で盗み見ながら歩いてん。

流れで、近くの真原桜並木を見に行った。
地元の叔父さんの話しでは、テレビか映画の撮影で薬師丸ひろ子が来ているらしく、そんなもんには全く興味が無いんで、人が多かったり、無理な交通規制されてたら嫌やなあと思ててんけどさほどでもなく、確かに古びたバスが(セットと思う)待機していたり、スタッフらしき人が何人もいたけど、歩いてて何か言われるわけでも無く、全然嫌な気分にならんかってん。
50センチほどの長さの山芋が150円で売っており、その安さに嬉しくなってしまい、ウヒョーッと思わず数本も買ってしもてん。
そして身曾岐神社に寄って、お参りしてお守りを買ってから、神田のオオイトザクラへと向かってん。

神田のオオイトザクラは樹齢400年で江戸彼岸桜の変種の枝垂桜、垂れ下がった枝に実のように生った花が非常に可憐で可愛らしく綺麗で素敵で、ここではもっと凄い数の観光客の人達が来てて、皆が胸にバッチを付けてたんで、どうやら観光バスが乗り付けてるようやった。
駐車場が無料やからかもしれん。
田圃の真ん中にこの桜だけが突っ立てるんで、周りに群がる人間が目立ってしゃあなかった。
ここで写真を撮っていると、はしゃぎながら写真を撮っている観光バスで来た人達に、写真の撮り方の薀蓄を述べている自分と同年くらいの人がいた。
説明を聞いてるだけでも何か鬱陶しい感じの説明の仕方をしとってんけど、客も少ななったんで写真を撮ろうと思てると、その薀蓄野郎が樹の近くで枝を折り曲げて花のクローズアップを撮っており、何がしたいんか知らんけど何枚も何枚も撮ってやがんねん。
そいつのおかげで何枚ものシャッターチャンスを逃し、蛍光色のジャンパーを着てあまりにも長い時間そこで写真を撮っとおるんで頭にきて、薀蓄垂れる前に常識を考えろと思て「ワレェええかげんにせえや!いつまで同じ場所で写真撮ってんねん!邪魔やんけえ!」言うたら、「そんな言い方しなくても・・」とか抜かしやがるから「じゃかあしんじゃいっっ!さっさとのけや!」とか言って、正直、言い方は悪かったと思たけど、それまでに目配せや相手もこっちに随分前から気づいてての行動やったから、そないなってもうてんけど、そいつの為に皆がどくんを待っとったから(あまりにも樹に近い為)、独占してることを気づかぬ無神経さに腹立ってん。

そして前に撮れなかった清里近辺やら(結局カメラが壊れてた時のように抜けが良くなかったんで行っただけで撮らんかったけど)、神宮川上流やら(土砂崩れで岩が道を塞いでて行かれへんかったけど)、甲斐駒ケ岳神社と横手駒ケ岳神社を参って、高速からの景色で桃の花が綺麗やった一宮町の神沢へと向かってん。

一宮町の神沢は以前にも撮ってんけど、行きしなに桃の花が満開ではないけど五・六分咲き位で綺麗やったから、時間があれば寄ろうと思ててん。
寄ってみたものの、遠くで見るよりは条件の良い、花がブワーッと見えるところがのうて、まあ「神」の付くとこ限定やからしゃあないかあと思て、以前、ここは桃の木が多いなあと記憶してた、山梨市下神内川へと行ってん。
ここでは記憶にあった一箇所だけが、やっぱり桃の花が咲いててまあまあな感じやってん。

ほんで上神内川も見たけど駅前の商店街っちゅう感じやったから、ほうとうでも食うたろう思て探してみてんけど、晩飯にはまだ早い夕方やったから、どっこも空いてなかったんで、帰路についてん。





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