2008/10/22 2:22:39
デザインブームの昨今デザインに関わる様々な展覧会が開かれています。 もちろん各企業の新製品を発表する事がメインでありメディアに取り上げてもらう事は大切な販売促進活動です。
その中でもデザインを「エンターテイメント」として取り扱う展覧会が増えています。 それを成立させるには機能性に加え美的な要素を優先させたり製造に関わる情報を公開するなどして観客の興味に答える必要が出てきます。
しかし本来デザインは鑑賞するだけの芸術品ではなく暮らしの中で使われて初めて意味を成すものです。 ところが機能を匂わせながら鑑賞物というポジションを与えられた物があります。それはデザインとアートの中間に位置する美術工芸品というものです。匿名性やミニマルというモダンデザインの概念とは違う装飾性や作家性に価値を見出した時点で限りなく芸術に近い道具類です。
アートも単に鑑賞するだけの物ではなく「環境や空間も彫刻作品として捉えてみよう」というアート側からの概念の拡張も行われてきました。 そこで当然、エッジに未来のデザインを見出す人が増え展覧会は賑わいます。
ウォークマンやアイポッドがそうであった様に真に新しい物は人の行動や考え方も変えるだけの力を持っている筈です。そして若者が真っ先に反応します。 現代のテクノロジーを使ったクラフトワークが生活に何をもたらすのか?欲望の形はいつでも事前に教育されていく訳です。