2008/09/17 0:33:53
あえて苦言を呈すると、
今回の横浜トリエンナーレの罪は重い。
作家のクオリティーに変化は無いがキュレーションが不味い。その部分に関してアート業界内では語れないと思うが予算の問題以前に熱が感じられない。
ブランドコンプレックスでクールにきめたいのかもしれないが誰がやってももう少し面白いと思う。
逆にここまでつまらない演出そのものが現代アートの本質ではないかと勘ぐってしまう。
難解な現代アートを日常にリンクさせる試みとして情熱というプリミティブな部分で感じるところがあった横浜トリエンナーレだったが今回は余裕というおしゃれを読み違えている。
この感覚は北京オリンピックでの野球の惨敗に似ている。
成功のバリエーションに関するイマジネーションが貧しい。
横浜という文化的背景は世界的に見ても面白いのに閉じた機関の弊害が今の日本を覆い尽くしている気がする。
金が全てではないけど、だからといってビジネスモデルすらクリエィト出来ていない。せっかく浸透の兆しの見えたアートの活用方法もこれが最後にならなければ良いと切に願う。