展覧会のお知らせです。
10年前はこんなテーマはタブーだった気がします。
広島市現代美術館
ファンタスティックに生き抜くための「もうひとつの家」
自然災害や紛争によって引き起こされる事態、あるいはその可能性をかかえた日常にアートはどのように対処することができるのでしょうか。今日の建築、プロダクトデザイン、ファッションデザインなどには、様々な立場から非常事態を想定したデザイン、危機的状況におかれる弱者のためのデザインが試みられています。そして、それらは必ずしも衣食住に関わる物理的な供給のみによって人々を救うものばかりではありません。なかには、危機的状況にあって、精神的自由を確保するものや、場所や状況の意味を読みかえ、もうひとつの救済をもたらすものなど、注目すべき例を見いだすことが出来ます。 一方で、現代の美術は一般に、美術館やギャラリーという、一見安全な展示空間という場所で展開されます。しかし、それらの表現が成立している基盤においては見えにくくなっている、あるいは盤そのものの暴力性や危険性を露わにすることも、現代美術が担う重要な役割でもあります。それは時として、美術という枠組を超えて、私たちに警鐘を鳴らし、現代を生き抜くための助けとなってくれるものです。 本展覧会では、様々な意味での危険性に対し、複雑な役割を担うサバイバルツールとして、建築、デザイン、美術の枠組を越える幅広い分野の作品と、写真などのドキュメントとあわせて紹介し、アートの可能性を探ります。
2 会期 2008年2月16日(土)〜4月13日(日) 7 展示内容 現代美術、デザイン、建築、ドキュメント写真など、約50点 参加作家: 会田誠、いちむらみさこ/小川てつオ、牛嶋均、小沢剛、ルーシー+ホルヘ・オルタ、 坂口恭平、サンチョ・シルバ、鈴木明、椿昇、津村耕佑、坂茂、増岡巽、MINE、 もとみやかおる、マイケル・ラコウィッツ、柳幸典、ヤノベケンジ
8 お問い合わせ 広島市現代美術館 〒732-0815 広島県広島市南区比治山公園1−1 電話082-264-1146 ファックス082-264-1198 企画:松岡剛 t.matsuoka@hcmca.cf.city.hiroshima.jp 広報:鈴木華子 genbi_08@cf.city.hiroshima.jp