柿沼康二 / Koji Kakinuma 柿沼康二 / Koji Kakinuma

アーティスト / 書家。
1970年 栃木県矢板市生まれ。
「書はアートたるか、己はアーティストたるか」の命題に挑戦し続け、伝統的な書の技術と前衛的な精神による独自のスタイルは、書という概念を超越し「書を現代アートまで昇華させた」と国内外で高い評価を得る。
2007年放映予定のNHK大河ドラマ「風林火山」では、タイトル揮毫(きごう)の他、番組オープニングに多くの美術作品を提供。またNHK「トップランナー」、TBS「情熱大陸」などのテレビ出演、国内外個展やワークショップの開催など、多方面で活動する。

伝統書から特大筆によるダイナミックな超大作、トランス書と称される新表現まで、そのパフォーマンス性は幅広く、これまでNYメトロポリタン美術館、フィラデルフィア美術館、プリンストン大学、アート・インスティテュート・オブ・シカゴ、新極真空手ヨーロッパ大会、愛知EXPO、鼓童(KODO)アース・セレブレーションなど世界各地で披露され、好評を博す。
現在、アメリカ・ニュージャージー州プリンストン大学で特別研究員として、2006年9月から1年間プリンストンに在住。

Born in 1970 in Tochigi Prefecture, Japan, a rural area two hours north of Tokyo, Kakinuma began studying traditional Japanese monochrome brushwork at the age of five. Kakinuma's own father, Suiryu, a renowned artist in his own right, was his first teacher and also introduced him to one of the greatest artistic influences of his life: Yukei Teshima. The flamboyant Teshima, who received international acclaim for his bold, powerful work among artists such as Picasso and Matisse, took the young Kakinuma under his wing, calling him the most promising student he had ever seen. After Teshima's death, Kakinuma continued study under one of Teshima's disciples and a giant in his own right in the Japanese monochromatic art world, Ichizyo Uematsu. In 1989, Kakinuma entered the prestigious Tokyo University of Arts and Letters as a student in the Department of Visual and Performing Arts. It was soon afterward, in 1990, that he arrived on the national stage when he became the youngest person ever to win the coveted Dokuritsu Shojindan Foundation prize for his interpretation of a classical work by the late-Edo period artist Suo Nukina.

Kakinuma's rise through the Japanese art world has been meteoric, winning one prestigious competition after another, having his life and paintings featured in several televised documentaries, and being invited to demonstrate and show his work at the Metropolitan Museum of Art in New York.
Kakinuma has constantly sought to break free from the strictures of his classical training and to express himself in innovative, experimental ways. His affinity for massively large monumental works reflects his belief that these large pieces, whose sheer size overwhelm the intellectual capacity of the artist, force him to paint in accordance with what he calls the Eternal Now. The Eternal Now represents a one-shot, winner-take-all sensibility that permits no uncertainty and no hesitation, and allows no regrets and no revision. It is the quintessential expression of Japanese art – bringing together the years of tedious, repetitive study of technique and theory with the dynamism of the psycho-spiritual energy manifesting itself at a specific instant in time. Another of his trademark innovations is that of Trancework, where he paints countless repetitions of a simple, powerful phrase as he falls deeper and deeper into a trance.
Invited to be a visiting researcher at Princeton University for the 2006-2007 academic year, Kakinuma now resides in Princeton, New Jersey. His most recent work, The Warrior Ideal was selected as the title artwork for the 2007 season of Japan's most popular long-running television show, The Taiga Drama Series.

[+/-] More profile and English...


FIFAクラブワールドカップ、永ちゃん武道館、その他
12/23/2007


(アガサスの皆さんと)





毎年恒例の永ちゃん武道館、今年は記念すべき武道館100回目のステージ、15日の99回目に参戦。毎回思うだが、間違えなく世界で一番武道館が似合う人、永ちゃんのホームグラウンドと言える。翌日16日の100回記念当日は、FIFAクラブワールドカップ決勝とバッティング(特等席のチケット持ってましたが、、、苦笑)、FIFA−CWCの仕事と提供した超大作はCWCのオープニングをもって終結するので、いざ武道館!のはずが、いざ横浜に出陣となりました。元防衛庁長官ではありませんが、もし武道館に行ってたら、叱られるよね。スタジアムは、米国の極寒になれている私でさえ耐えられない程で(モモヒキと超重ね着、ホカロン5つ着用)、飲みたくもないのに不得手な日本酒を飲まざるを得なかった。レッズ3位凄かったです。本当に良かったです。ACミラン下馬評通り優勝、ボカも大健闘、歴史的瞬間をリアルに観戦することができました。FIFA−CWC決勝戦の為に20m×9mに二文字という自己最大の作品を制作し、オープニングに使用するという限界超えのビッグプロジェクトは、実は7月1度オファーがあり、一度ボツになって、11月になってオファーが再浮上、企画が決まってから制作まで一ヶ月間は、息もつかせぬジェツトコースターのような日々が連日続いた。無事やり遂げられた事自体が奇跡であったような気がする。世界最大のイベントの一つに関われた事、自分自身が「決戦」という文字と言葉の概念自体になれるか否かの真剣勝負、戦い切った後、感じた。「まだまだ行ける!」「SKY’S THE LIMIT」と、、、やはり、私は強運のようである。





今年の永ちゃんLIVE楽曲中、「苦い涙」「バーボン人生」などの昔の曲がとても渋かった。永ちゃんの眉毛が「ハ」の字になればなるほど涙目になる字柿。「切り札を探せ」、おきまりの「Oh!ラブシック」「MARIA」はいつ聴いてもいいね。矢沢永吉という人間の生き様をあらわした歌詞性優先(珍しく)で楽曲を繋ぎ、構成していたように感じました。声がかなり出ていて良かったのと(いつも以上にの意)、マイクスタンドの新たな使用法(少し見せびらかし過ぎ?笑!)が面白かった。真のボーカリストとは、歌が上手い、声がいいという事ではなく、最終的には楽曲自体になりきれるか否かというところで葛藤し、そしてその行為を無限に楽しめる人を指すような気がする。永ちゃんのLIVEを見る度に、自分のアーティストとしての意識が高まっていくから面白いね。永ちゃんと同業者じゃなくて本当に良かったと思います。俺は、書家でね。


「佐賀県在住の人、NHK佐賀局の番組見てね」と告知しようと思っていたら放送終わってたー。(悲)
今年の漢字は「偽」。恥ずかしいし、とても残念、それが日本の現在なのだ。
死生観から見る副島種臣の書と生涯という真剣な番組になっていたと思う。少し暗いかなぁとは思ったけど、俺はどう考えてもバラエティーってタイプじゃないから、相変わらず真面目に仕事してきました。


NHK佐賀の番組「月刊さが温故知新堂」出演
内容:「超時空佐賀人 柿沼康二×福島種臣」
放映日時:12月21日(金)NHK総合 19:55〜20:43
※佐賀県内のみ視聴可能
月刊さが温故知新堂
http://www.nhk.or.jp/saga/bangumi/onkotishin/top/index.html


26日、暇な人は東京FM渋谷スペイン坂スタジオに来てみてくだされ。19:30ころから生放送です。字書いて飯食う仕事上、サインは書けませんが、お話とか握手とかでしたら少しお相手できると思います。(後ろから刺すとかだけは勘弁して下さい。私または関係者の突きか蹴りの方が早いとは思います。GUNでパンは敵いませんが…)
今、歯の治療していて、仮歯だらけでスカスカで、、、こんな時にって感じです。それがリアリティー、それはそれで楽しみます。押忍!


TOKYO FM 80.0MHz 「ワンダフルワールド」に生出演予定


放送日時:12月26日(木) 17:00-20:00 (19:30-19:40頃出演予定)
出演:茂木淳一、小山ジャネット愛子
放送場所: TOKYO FM渋谷スペイン坂スタジオ(渋谷パルコPart1内)
http://www.tfm.co.jp/spain/


TOKYO FM 80.0MHz 「ワンダフルワールド」
http://www.tfm.co.jp/ww/index.html


これから26日の朝まで某お寺で精神と肉体の修行に行ってきます。


http://www.kojikakinuma.com/jinfo/






NHKスタジオパークで大河ドラマ「風林火山」提供作品の特別展示が終了間近です!
12/22/2007



NHKスタジオパークで大河ドラマ「風林火山」提供作品の特別展示が終了間近、最終のご報告をいたします。是非、ご高覧下さい。


NHKスタジオパーク(東京都渋谷区)内にて、柿沼康二の大河ドラマ「風林火山」関連作品が特別展示中です。好評を博しておりますメインタイトル題字作品「風林火山」(150cmX150cm)、番組オープニングに使用されている「空水花土」四曲屏風(180cmX360cm)が展示中です。
長尾景虎 (のちの上杉謙信) 役のGackt(ガクト)さん着用の衣装「黒の狩衣(かりぎぬ)」と、柿沼作品によるコラボレーションをお楽しみください。


場所:時代劇スタジオ
http://www.nhk.or.jp/studiopark/kannai/kannai-6.htm


第一期:10月13日〜11月18日(終了)
メイン題字「風林火山」、「孫子兵法十六文字」


第二期:11月20日〜12月24日(展示中)メイン題字「風林火山」、四曲屏風「空水花土」


NHKスタジオパーク
http://www.nhk.or.jp/studiopark/


〒150-8001 東京都渋谷区神南2-2-1 NHKスタジオパーク TEL: 03-3485-8034

渋谷駅(JR山手線・東横線・田園都市線・井の頭線・地下鉄銀座線・地下鉄半蔵門線)から徒歩12分
明治神宮前駅(地下鉄千代田線)から徒歩12分
代々木公園駅(地下鉄千代田線)から徒歩12分
開館時間 午前10時〜午後6時
休館日:10月15日(月)、11月19日(月)、12月25日〜31日
入場料 一般 : 200円、高校生 : 150円、中学生以下 : 無料






FIFAクラブワールドカップ関連TV放送
12/21/2007



本日の日テレ「サッカーアース」(24:55~)にて、FIFAクラブワールドカップオープニングの模様及び作品提供をした超大作「決戦」(40m×9m)が放送される予定です。






BIRTH
12/18/2007




新たな生命の誕生。動物の神秘。こんにちは赤ちゃん。か〜わいいね。親友の第三子。まだ名前がないから勝手に「桃子ちゃん」と呼んでる。





TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007決勝戦オープニング作品提供
12/16/2007

TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007、決勝「ACミラン対ボカ・ジュニアーズ」戦のオープニングにおいて、横40m×横9mの超巨大作品ほか計2作品を提供、大会の大決戦をドラマチックに演出いたします。
世界最大級の一大イベントに自己最大のサイズと限界を越えのハードルに全身全霊命懸けで挑みました。
12月15日深夜には日本テレビ「TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップハイライト」にて、超大作の書き入れ模様のVTRが放送されました。


今晩繰り広げられる大決戦のオープニングに、ご注目ください!!


TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007
決勝「ACミラン対ボカ・ジュニアーズ」戦
放送日時: 12月16日(日) 18:35〜21:29(最大〜22:39) 日本テレビ系列


TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ ハイライト
放映日時: 12月15日(土)24:35〜25:05 日本テレビ系列


TOYOTAプレゼンツ・FIFAクラブワールドカップジャパン2007公式サイト
http://www.ntv.co.jp/fcwc/index.html


from Kaki-webmaster





大河ドラマ「風林火山」出演報告その他諸々
12/06/2007


・12月9日(日)前代未聞の書家初大河ドラマ出演となります。2007年「風林火山」題字担当としてスタッフの誰よりも早く仕事を終わらせ、自分の中では既に終わった仕事(ON AIR中ではございますが…)とランニング中の番組を見るだけだと思っていたのであるが、NHKから出演のオファーが来ました次第であります。話を聞くと音楽を担当された千住明氏と一緒にとの事、NHKさんのそのお茶目な演出にその日は一日中笑いが止まらなかった。完全に隠れキャラ。でも当初は台詞無しだったのだが、局に桂合わせに行くと千住氏ともに一言台詞が付きましたとのこと。川中島前夜、大熊殿と戦前の杯を交わす怪しい二人、私の演じる役は、柏木殿でござる。生まれて初めて重い甲冑をつけたり、内野聖陽さんと写真を撮ったり(珍しくミーハー)、チョイ出のくせにアガリのお花を頂いたりと貴重な体験をさせて頂きました。この収録から数時間後にケネディーセンターでの大役の為、飛行機でDCに向かっている私はかなり変態な気がしました。現地で9m×30mのステージでパフォーマンス揮毫した超大作の素材はここでもまた「風林火山」。玉置さんがTV番組で愚痴っていた「俺はずっと『ワインレッドの心』を歌いたくなかったんだが、某有名ミュージシャンのライブに行って代表曲が聴けなくてかなりガッカリしたので、『ワインレッド』を必ず歌わないといけないと思った」(爆笑)じゃないけど、暫くは「風林火山書いた柿沼」というフレーズも覚悟しておかないとと思う。写真:内野さんとツーショット(ありえね〜〜!笑)


・NHK大河ドラマ「風林火山」関連作品の架け替えが行われました。現在、メインタイトル「風林火山」とオープニング映像で使用されている「空」「水」「花」「土」の四曲屏風がGackt(ガクト)さんの衣装と共に12月24日までNHK本局(渋谷)スタジオパーク展示中です。


・事後報告しかできない最近のお仕事事情、「他言厳禁でお願いします」という台詞とすっかり仲良くなってしまった。










・早朝からNHKエンタープライズのスタッフと文化庁「国際文化フォーラム」開会式用のパフォーマンス収録をした。浜離宮の野外収録で、天気予報では曇り時々雨の予報であったが、晴れ男の私を祝福してくれているかのように見る見る晴れ上がった。野外LIVEとはいうのはいつもどきどきである。お天道様の下、大の大人20人がまるで子供のようにガヤガヤとああじゃないこうじゃないと真剣に仕事に望む姿は本当に気持ちが良いものだ。閉店間際の築地の有名寿司屋に無理やり入って超美味しい寿司を貪ったものの、食後直ぐにアガリを出され、お店から叩き出されてしまったのだが、流石に私達のタイミングの悪さを否定できなかった。苦笑。写真:ここでも大活躍の表装店の湯山春峰堂湯山玄二郎氏。浜離宮内でリアカーの運転は特例、暴走族な湯山さんです。おちゅかれしゃま。


・過労とストレスから移動中の電車のトイレで気を失い、救急車で運ばれた。一過性のものとの事で病院で点滴を打って帰った。


・多忙と代役がきかない為、にんにく注射の常習者となってしまいました。


・同じ日に、先日の浜離宮でご一緒したNEPのCPもVTRの編集をあげた後、倒れてしまった事を後日知る。みんなギリギリで仕事と戦っているのだ。





・奈良の公会堂で国際文化フォーラムのオープニングに参加した。村上隆氏の公演は、とても刺激的で大変勉強になった。秋篠宮殿下、紀子様、青木文化庁長官にご挨拶ができた。夜は、宿泊した奈良ホテルにてオープニングで私のパフォーマンスVTRに合わせてコラボレーションをされたジャズトランペッターの近藤等則氏とゆっくりとアート談義ができ、アートや文化でお腹いっぱいの日となった。


・早朝から日テレでTV収録をした。早起きすると必ず夕方あたりから体調がおかしくなる。10:00起床、3:00就寝の柿沼です。










・ケネディーセンター「ジャパン!カルチャー+ハイパーカルチャー」豪華作品集用の提供作品15点を3日間で仕上げる。アメリカは概して予定社会なのであるが、今案件は、NYの世界的デザイナーからの柿沼作品の起用のオファーがあったようで制作に急を要した。制作中二度バイク便をスキャンセンターに飛ばせ、仕上がり次第、DCに画像送付するシステムを組んだ。「舞台」「文藝」「アニメ」「まんが」「音」「おと」映画」などなど15種類のまったく違った役を演じきった。国がらみの超大役なだけにまったく気が抜けず、3日間で1500枚前後、1485枚は、ゴミ箱の中。自己、忘れられない伝説の制作となってしまったが、何とか半端なく締め切りに間に合って良かった。





・NHK「食彩」打ち上げ写真。9月に予定された期日は台風直撃で順延、OA後、随分時間が経っての事となってしまったが関係スタッフ全員(編集を担当された芝さん、土曜スタパのディレクター岡田さんまでが…笑!)が打ち上げに揃い、完全オールロケ収録のという珍しい番組の打ち上げでこんなに大勢が集うのは超レアな事件(テレビ屋の皆さんはそれぞれ忙しくなかなかな集まれないの意)。食彩浪漫の絆は恐ろしい。毎回、打ち上げ時にオファーする柿沼の鉄則。1.全員割り勘、2.反省会10分、その後は前向きな話のみ(愚痴話厳禁)3.安くて美味いところ、4.気取ってない場所(赤提灯など)、5.懐石厳禁。


・そろそろ、みずほ総研メンバー会報誌の年間表紙企画始まります。連続ものは最初が肝心、相当に気合入れています。詳細は、公式WEBまで


・朝日カルチャーセンターで特別講座をしてきました。三連休にも関わらず、名古屋、山形と(把握しているところでは)全国各地から向学心旺盛な受講者がお集まりくださり本当にありがとうございます。個人プレーがほとんどの柿沼ですが、今回は出光美術館の笠嶋忠幸先生との気心知れたタッグ戦で楽しくアバンギャルドできました。朝カルの緑川さん曰く「柿沼さんのファンの方が大半です」と、「俺にはファンいたの?」と返す。もしファンというのが当てはまらないのなら、硬派なマイノリティーの同志とよぼう。俺はあまり見てくれちゃん分かってくれちゃんじゃないようで、一般的にはわかりづらいと思うんだよね。音楽で言えば、売れる楽曲を強いて作ってないというか。我侭し放題の自己満足型、KK(空気関係ねーだよねと友人にはよくいわれます)、昨日言ったことと今日言う事が違ってナンボ、それが普通でしょっていう思考だし。明日死んでも、我が人生にやり残しなしというところから物事がスタートしてるから。当日は、正直その他の業務で、マジMAX追い詰められていましたが、そういう時だから良いものが出せるという事が現実には多々起こりうるのです。まして逆境に強いとよく言われてますから、、、事後、メディアとはかなり違った誠意あるメールや手紙など多くの反響を頂きました。共に悔いのない生き方をして自分らしい作品と人生を形作っていきましょう。皆さん、機会があったらまたどっかでお会いしましょうね。


・NHK佐賀局ドキュメンタリー番組の収録のため、生まれて初めて佐賀に行きました。佐賀美術館所蔵の副島種臣公の書作品や佐賀の七賢人の一人江藤新平の墓碑(種臣公書)を見ながら、幕末から明治に真摯に生きた賢人達の死生観その生涯を私なりに書家の目から追ってきました。これまで「図録や写真は本物の100分の1」とか言っていた時期がありましたが、改めて本物の凄さ、本物を見る大切さを教わった気がしました。WEBや図録、写真など見ての理解はまったくの擬似体験、本物を直に見ないと何もわからないということです。幕末から明治にかけての佐賀はある意味では日本の中心と言えるほど重要な土地で、尊王攘夷派の志士達が集ったとされている願正寺は佐賀の中心、当時の日本の方向性を導くコアとなる重要な場所であったのだろうと思う。前住職様とお会いし、たくさんたくさんお話を聞かせて頂きました。願正寺にはたくさんの種臣公の書作品が展示されており、多くの所蔵品を特別に拝見させて頂きました。倒幕の密談をしてとされる奥の間にて種臣公がお世話になった住職様の死に際し贈ったとされる大作作品「佐賀城上…」を見せて頂いた途端に体調がおかしくなった。作品が巨大なだけでなく、種臣公の作品に魂を吸い取られ、精神を何処かに持って行かれる感じがし、突然に寒気と武者震いがしてきた。小休止して何とか体調を戻し、最後の収録。大きな大きな本堂の中で私が大作作品を書く運びだった。しかし、この神聖な空間で果たして私が字を書くのが本当に許されるものなのかとおこがましさを強く感じていたので何度もディレクターに確認したところ「前住職が許可して下さってらっしゃいますのでどうぞ」と。本尊とじっと私を見つめる副島公の巨大な扁額にお祈りし、いざ副島公と「化け文字対決」と祈りと怒りを込めて筆を執った。番組詳細は公式WEBにて。







・これもまた事前告知がなかなか許されない大きな仕事である。事情が事情で、突然メディアで露出される可能性が高い旨、今ここで触れておこうと思います。写真は、新極真会吉祥寺道場杉原師範(これで4度目の共演)、山内初段。我が人生、サイズ、狙い、労力もろもろMAX最大の作品を書いた。11月初旬に正式に決定し、その責任の重さと覚悟から、飯がなかなか喉を通らなくなった所以の大仕事だった。人生4度目の救急車も覚悟をして望んだ。俺はまだ神に生かされているようだ。まだ生き切ってはいないと。


・「矢沢さんや北野武監督、耀司さんとかは一体どんなところを見ているのだろう。瞳には何が写っているのだろう」と自分にとっての生き神様達の生き方を想像し、自己批正する事が多い。11月下旬、私の中でその想像が少しだけ形を変えた。「きっとこんな感じなのかも」と。自分の限界を超えに超え、眠れず食えず怒りや笑い、あらゆる感情を感じなくなった時、人間の「生」と「死」、自分の「命」をはっきりと感じることができた。一人第二京浜を歩いていると、心の底からお袋に会いたくなった。


・16日、CWCトヨタカップ決勝観戦、15日、永ちゃんLIVE。ちなみに16日永ちゃん武道館100回記念はチケットをゲットしていたのですが、今回はトヨタカップを優先する運命にあります。矢沢ファンの方、無礼をお許し下さい。私の分まで100回記念を楽しんできてください。


・柿沼康二、2007年随分早い仕事納めです。やはり世間とはずれています。後は、無目的に臨書と作品制作をしたり、ここのところなかなか会えなかった友人達と会ってゆっくり静かに年を越します。






INFORMATION
LINK
TRANSLATE
  • Auto Translate
    This function will not provide you with a perfect translation.

ARCHIVES
FEED